歩き方がおかしい
子犬の場合
◆股関節形成不全
骨盤と大腿骨がはずれたり、はずれそうな状態で先天的な発育異常、標準以上に体重が増える、骨の成長に筋肉がついていかないことなどが原因として考えられます。
腰を振るように不安定に歩いたり、走る時に後ろ足がそろっていたりします。
痛み止めや抗炎症薬の投与や体重管理、運動制限などをし股関節に負担がかからないようにします。重症のときには手術を行ないます。
◆くる病
カルシウムやリン、ビタミンDが不足することにより骨に異常が起こる病気で
前足のひじの関節が腫れ痛みを伴います。また前足はO脚、後ろ足はX脚になるのも特徴です。
肉中心の食事などしている場合は栄養が偏るため、栄養のバランスを考えた食事を与えていきます。
◆レッグ・パーセス
大腿骨への血流が悪くなるため骨が変形したり壊死する病気でホルモン、栄養障害、遺伝などが原因と考えられています。
足をあげたまま歩いたり、後ろ足を引きずたりします。
治療は、痛み止めをしながら運動を控えます。重症の場合は間接を整える手術をします。
成犬、老犬の場合
◆椎間板ヘルニア
背骨の椎間板がつぶれ髄核が脊髄を圧迫する病気で、ふらついたり足をひきずった歩き方をします。
原因は、老化による骨の変性や強い力が加わることで起こります。
軽症の場合は、副腎皮質ホルモンや抗炎症薬の投与、重症の場合は髄核を取り除く手術をします。
◆十字靭帯断裂
肥満のため膝に負担がかかったり、老化で膝の関節が弱くなるのが原因で靭帯が切れることです。足をあげて歩きそのまま放置すると関節が変形します。
治療は靭帯の移植手術や、関節の周りの組織を強化して関節の安定をはかります。
関節や筋肉をきたるため適度な運動と、関節に負担をかける肥満には十分注意します。 |
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