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犬の鼻に異常がある
◆鼻炎
ウイルスや細菌による感染、カビやホコリによるアレルギーなどで鼻の粘膜が炎症を起こす病気です。
鼻水やクシャミ、ひどくなると粘りのある鼻水、鼻づまりによる呼吸困難などの症状がでます。
抗生物質や抗炎症薬を使い、アレルギーは原因となっている物質を排除します。
◆副鼻腔炎
鼻の奥には副鼻腔という複雑に入り組んだ空洞があり、鼻炎の症状が進行すると副鼻腔にも
炎症を起こし鼻づまりや呼吸困難、血の混じった粘り気のある鼻水が出ることもあります。
また、歯槽膿漏や歯肉炎からも副鼻腔炎になることもあります。
このまま症状が悪化すると膿がたまり蓄膿症になります。
治療は、抗生物質や抗炎症薬の投与、膿がひどいときにはチューブで取り除き鼻の中を洗浄します。
◆肺炎
ウイルスや細菌、寄生虫などの感染症が進行し肺に炎症が起こる病気です。
呼吸困難や咳、ゼーゼーという音を出します。また、発熱や食欲がなくなるといた症状がでます。
抗生物質や抗炎症剤で肺の炎症をおさえ、呼吸困難には酸素吸入をします。
感染症の早期発見、早期治療が予防になってきます。
◆ケンネルコフ
感染した犬のクシャミや咳で感染する病気で、パラインフルエンザウイルスとイヌデアノウイルス2型が原因になることが多いようです。
ペットショップやブリーダーなどたくさんの犬が一緒に生活している場所で発症するケースがほとんどです。
症状は、発熱や乾いた咳、重症になると高熱や膿のような鼻汁、肺炎になることもあります。
細菌などが原因になっている場合は抗生物質を使い、ウイルスの場合は抗生物質の効果はないため咳を抑える薬を使います。
混合ワクチンを年に1〜2回受けることで予防効果も高くなります。
◆ジステンバー
鼻や口から感染し、全身に広がり臓器や神経障害を引き起こす感染力の強いウイルスです。
初期症状は、発熱、元気がない、食欲がないといった風邪に似た症状になります。
その後、症状が悪化すると呼吸器、消火器、泌尿器、皮膚に症状が出るとともに、同じ場所をぐるぐる回る、痙攣、てんかんなどの神経障害がでてきます。
治療は、抗生物質や抗菌剤、副腎皮質ホルモン薬の投与をします。
また、神経症状があるときには抗てんかん薬、脳代謝賦活剤なども投与します。
予防は、ワクチンがあるので年一回の予防接種が有効です。
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